犀の会(sainokai)

 

高梁川流域を拠点に活動する若手の和楽器演奏家3名で、2015年備中邦楽の里フェスタをきっかけとして2016年に結成した。箏、三絃、尺八の邦楽ユニット。
メンバーは全員岡山県出身。流派・芸歴は異なるが、それぞれの個性を活かして、古典曲から現代曲まで演奏しており、岡山城能舞台などでの演奏活動を積極的に行ている。

メンバープロフィール

亀川真理

くらしき作陽大学音楽学部日本伝統芸能専修卒業、同大学院邦楽専修修了。箏・三絃を姫井弘子に、大学にて二代米川文子(人間国宝)・二代米川敏子に師事。
2016年、米川敏子の門人となり、雅号を敏里とする。第46回岡山県新人演奏会出演。大学院修了リサイタル開催。現在、(公社)日本三曲協会会員、研箏会会員、発展途上国に楽器を送る会会員。高等学校非常勤講師。

 

川口 航稀

5歳より箏を、10歳より三絃を始める。平成20年全国小・中学生箏曲コンクール中学生の部第1位。平成22年全国高校生邦楽コンクール第1位。同年には国際芸術連盟新人オーディション優良賞受賞。平成23年同コンクールにて第2位とリスナー賞を受賞。
同年に倉敷市文化奨励章を受賞。現在は倉敷市を中心に古典曲、現代曲の演奏活動を行う。

 

高渕太朗

岡山県倉敷市出身の尺八奏者。古典・現代曲を福田輝久に師事、横山系琴古流古典本曲を石川利光に師事。古典・本曲の技術習得に重きを置く一方で、尺八の起源と関係があるとされる仏教の禅宗に強い関心を持ち、精神的に大きな影響を受ける。
「論理的思考による伝統の音楽的解釈と尺八の宗教的原点回帰」をテーマに活動を展開している。

和楽器演奏